From: FNN News on Wed, Jun 22 2011 5:41 PM

東京電力は、福島第1原子力発電所2号機の原子炉建屋内で、最大で430ミリシーベルト(mSv)の高い放射線量が測定されたことを明らかにした。2号機の原子炉建屋では、2重扉を全開にして、湿度が下がったことにより、作業員が21日、建屋の地下につながる階段まで初めて入った。地下階では、たまり水が、天井までのおよそ半分に達していることが確認されたほか、水面近くでは、1時間あたり最大で430ミリシーベルトの高い放射線量が計測された。東京電力では、22日、遮へい対策を行ったうえで、作業員が水位計などの設置作業などを行うことになっている。一方、汚染水の浄化システムは21日、試験運転を再開し...

From: FNN News on Wed, Jun 22 2011 5:41 PM

福島第1原子力発電所では、相次ぐトラブルで汚染水の浄化システムの本格運転が中断している中、東北地方の梅雨入りを受けて、汚染水がさらに増加し、あふれ出ることが懸念されている。東京電力によると、第1原発周辺で雨が1日に100mm降ると、タービン建屋の地下にある汚染水の水位が60mm程度、上昇することが予測されるという。このため東京電力は、これ以上の汚染水の増加を抑えるため、原子炉への注水量を減らしたほか、建屋に土のうを積むなどの対応を急ピッチで進めている。一方、トラブルが続いた汚染水の浄化システムは、21日に試験運転を再開し、東京電力では、数日様子を見たうえで本格運転に移りたい...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:49 PM

21日の東京株式市場は、20日より105円34銭高い、9,459円66銭で取引を終えた。21日の取引について、三木証券の鈴木 崇氏の解説です。21日の東京株式市場は、平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに続伸した。20日のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援は先送りされたものの、ユンケル議長が「ギリシャは支援獲得に必要な措置を取ると確信している」と発言したことから、ギリシャ危機への警戒感が後退し、20日夜のアメリカ株式市場も上昇した。それを受けて、東京株式市場も買いが先行して始まった。買い一巡後は、FOMC(連邦公開市場委員会)後にバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:49 PM

東日本大震災で、高層ビル内を恐怖に陥れた長周期地震動。その揺れのデータ解析で、想定外の動きが判明しました。東南海地震では、さらに大きく揺れるおそれを指摘する専門家もいて、耐震対策が加速しています。震災当日、長時間揺れ続けた東京・新宿の超高層ビル群。震源から400km以上離れた超高層ビルを、13分間にもわたって揺らし続けた長周期地震動。その研究・対策が、今、進められている。高さ128メートルの工学院大学新宿校舎。建築学部の久田嘉章教授は、校舎に設置された地震計のデータを基に、校舎の長周期地震動をコンピューター上で再現した。久田教授は「今回の地震の揺れ(データ)がうちの建物で取...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:49 PM

トラブルが相次ぎ中断していた福島第1原発の汚染水の浄化システムで、21日昼すぎから試験運転が再開された。東京電力は会見で「水処理システムを起動させておりまして、12時30分ごろ(処理水の量が)定格容量に到達いたしております。(試運転は)この2〜3日中には、終わるものというふうに考えています」と発表した。汚染水浄化システムは、アメリカ製の装置で相次いで発生したトラブルに続き、21日午前には、フランス製の装置で薬剤の濃度を調整するため、水を流すポンプに過剰な負担がかかったことから、試験運転が一時停止し、システムの本格運転の中断が続いていた。東京電力は、装置の一部を入れ替えたり、...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:49 PM

福島第1原発の事故の責任をとって辞任する東京電力の清水正孝社長と次期社長が21日、福島県の佐藤知事を訪問した。震災後2度目の知事訪問となる東京電力の清水社長と、初めて福島入りした次期社長の西澤俊夫常務。清水社長のあいさつに、佐藤知事が口を挟んだ。東京電力の清水社長は「広く社会の皆さまに大変大きなご不安、ご迷惑をおかけしたということで、今月末の株主総会をもって退任する決意をさせていただきました」などと話した。これに対し、福島県の佐藤知事は「ちょっと待って、『社会の皆さんに迷惑がかかった』ではなく、福島県民の皆さんでしょう」と話した。県民に向けて謝罪を求めた佐藤知事は、社長の交...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:48 PM

午前の東京株式市場は、ニューヨーク株式市場が上昇したことや、円高が一服したことを受け、続伸した。平均株価、午前の終値は、20日に比べて83円06銭高い、9,437円38銭、TOPIX(東証株価指数)は、813.77だった。

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:48 PM

福島第1原発の高濃度汚染水の浄化システムで、東京電力は、アレバ社製の装置でポンプが止まったため、21日未明から行っていた通水試験を停止したことを明らかにした。東京電力は、午前11時ごろの会見で「(午前)7時20分ごろ、凝集沈殿装置のろ過水を送るポンプがトリップ(自動停止)いたしまして、現在、システム全体としては停止いたしております」と発表した。東京電力によると、午前7時20分ごろ、放射性物質を沈殿させるフランス・アレバ社の装置で、薬剤を薄めるため、ろ過水を送るポンプが自動停止したため、未明から行っていた汚染水の浄化システム全体の通水試験を中断した。東京電力は、ポンプに流す水...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

東京電力は、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を開放したと発表した。2号機の原子炉建屋では、99%以上の非常に高い湿度が作業の妨げとなっており、東京電力は、作業環境を改善するため、原子炉建屋に通じる二重扉を19日午後9時前に20cm程度開け、建屋の空気の状態を安定させたうえで、20日午前5時に扉を全開したという。その後、午前5時から5時12分にかけて、社員4人が建屋内に入り、測定を行ったところ、空間線量が1時間あたり5〜30ミリシーベルト(mSV)、湿度は58.7〜89.9%という値だったという。また東京電力は、二重扉の開放による周辺環境への影響はほとんどないとしていて...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

20日午前の東京株式市場、平均株価は、アメリカの株高などを受けて反発した。平均株価、午前の終値は、先週末17日に比べて、55円44銭高い、9,406円84銭、TOPIX(東証株価指数)は811.19だった。

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

東京電力は、福島第1原発2号機の原子炉建屋での作業環境を改善するため、二重扉を開放した結果、建屋内の湿度が下がったことを明らかにした。東京電力は20日午前11時ごろ、会見で「懸案になっておりました湿度に関しましては、かなり改善されているというふうに考えております」と発表した。2号機の原子炉建屋では、99%以上の非常に高い湿度が作業の妨げとなっていて、東京電力は、作業環境を改善するため、原子炉建屋に通じる二重扉を、20日午前5時に全開した。その後、作業員が建屋内に入り、測定を行ったところ、19日夜に99.9%だった湿度が、二重扉付近で58.7%まで下がったことが確認された。建...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

東日本大震災の影響で、5月の貿易収支は、2カ月連続の赤字となった。赤字幅は、リーマン・ショック後の2009年1月に次いで、過去2番目の水準となった。財務省が発表した5月の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、8,537億円の赤字となった。赤字は2カ月連続で、赤字幅は、リーマン・ショックを受けて輸出が急落した2009年1月に次ぐ、過去2番目の水準となった。東日本大震災による部品の供給不足などを受けて、生産が大きく落ち込み、自動車や半導体を中心に輸出が減ったのが主な原因で、原油価格の高騰により輸入額が膨らんだことも影響した。

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

大手デパートの三越伊勢丹ホールディングスは、8月の1カ月間、新宿、日本橋、銀座の3店舗で休業日を設ける方針を固めた。関係者によると、休業日が設けられるのは、伊勢丹新宿店、三越日本橋店、三越銀座店。3店舗では、8月の1カ月間に限って、定休日ではなく、不定期で休業日を設ける方針が固まり、午後にも発表される見通し。休業日が設けられるのは、2000年に大型商業施設の休業日を定める規制が緩和されて以来、11年ぶりとなる。三越伊勢丹は、休業日を設けることで人件費を抑え、夏場に懸念される電力使用量の削減にもつなげる考え。

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

20日の東京株式市場は、17日より2円92銭高い、9,354円32銭で取引を終了した。20日の取引について、丸三証券エクイティ部長・小祝寿彦氏の解説です。20日の平均株価は、2円92銭高い、9,354円32銭で取引を終了した。アメリカ経済の減速懸念、新興国のインフレによる金利上昇懸念、ギリシャ問題、中国の電力不足等、問題が山積みとなっている世界のマーケットだが、株価は、これらの懸念要因をかなり織り込んできていると考えられる。今週、アメリカにおいては、FOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、6月末でQE2(量的金融緩和第2弾)が終了したあとの金融政策が注目される。一方で、ア...

From: FNN News on Tue, Jun 21 2011 12:09 AM

政府は、6月の月例経済報告を発表し、東日本大震災で「厳しい状況にある中、上向きの動きが見られる」として、景気についての基調判断を大震災後、初めて引き上げた。6月の月例経済報告では、東日本大震災による消費マインドの悪化に歯止めがかかりつつあることや、物流網の立て直しにより、生産活動や輸出に上向きの動きが見られることなどから、景気の基調判断を4カ月ぶりに上方修正した。基調判断が引き上げられたのは大震災後、初めてのこととなる。20日午後、与謝野経財担当相は「年末にかけて、経済は上向きになっていくというのは、ほぼ日銀も民間金融機関も一致している見方」と述べた。また、与謝野経財担当相...

From: FNN News on Mon, Jun 20 2011 11:01 AM

鹿野農林水産相は19日、長崎県で諫早湾干拓事業の排水門を開けて調査を行った場合の環境アセスメントの素案を説明した。鹿野農水相は「(地元と)決して対立するのではなく、話し合いを重ねていきたい。良い解決の道が開けるように考えている」と述べた。鹿野農水相は19日、長崎県を訪れ、開門調査を行った場合の環境アセスメントの素案を長崎県の中村知事などに説明した。諫早湾干拓事業の排水門の開放をめぐっては、5年間の常時開門を命じる福岡高裁判決が確定している。6月10日に公表された環境アセスメントの素案では、「初めから開門する」、「段階的に開門し全開する」、「水位や流速を制限し開門する」という...

From: FNN News on Mon, Jun 20 2011 11:01 AM

東京電力は、福島第1原発2号機の原子炉建屋の二重扉を、19日夜に開放したと発表した。19日午後9時ごろ、東京電力は会見で「20時51分、2号機の二重扉を開放いたしました」と発表した。2号機の原子炉建屋では、高い湿度が作業の妨げとなっていて、東京電力は、作業環境を改善するため、原子炉建屋に通じる二重扉を、19日午後8時51分に開放した。放射性物質の外部への放出について、東京電力は、周辺の環境への影響はほとんどないとしている。一方、汚染水を処理するシステムが停止している問題で、東京電力は、水を通す実験を行い、原因究明を進めている。また4号機では、使用済み燃料プールの横にあって、...

From: FNN News on Sun, Jun 19 2011 5:51 AM

福島第1原発で汚染水を処理するシステムが停止している問題で、東京電力は、19日午後から本格的な原因究明を始める方針だが、再稼働のめどは立っていない。汚染水の処理システムでは、アメリカ・キュリオン社製のセシウム吸着装置の一部で、表面の放射線量が急激に上がったため、18日未明から運転停止が続いている。原因について東京電力は、入り口付近の装置が、泥などに含まれる放射性物質を想定より多く取り込んだ可能性があるとして、19日午後から原因究明を本格的に始める予定。また東京電力は、換気作業を続けてきた2号機について、19日午後8時に原子炉建屋の二重扉を開放すると発表した。東京電力は、「外...

From: FNN News on Sat, Jun 18 2011 12:39 AM

海江田経済産業相は、福島第1原発の事故を受け検査を行った結果、各地の原子力発電所で深刻な事故への対策が適切に実施されているとして、定期点検で停止中の原発の再開を地元に求めた。18日午前10時すぎ、海江田経産相は「安全の確認が行われた(原子力)発電所につきましては、これはしっかりと起動していただけますよう」と述べた。原子力安全・保安院は、原発を持つ各電力会社に、炉心の重大な損傷など、万が一深刻な事故が起きた場合でも、迅速に対応できるよう、追加の安全対策を指示していて、検査を行った結果、対策は適切に実施されているとの評価結果を発表した。そのうえで海江田経産相は、定期点検で停止中...

From: FNN News on Sat, Jun 18 2011 12:39 AM

福島第1原発で試験運転中だった汚染水の浄化システムで、16日に水漏れが起きた問題で、東京電力は、安全装置の破損が原因だったとして部品の交換作業を急いでいる。汚染水の浄化システムは全体を通して試運転中だったが、16日午後7時20分ごろ、アメリカ・キュリオン社製のセシウム吸着装置で警報が鳴り、自動停止した。現場には漏れた水がたまっていて、圧力を逃がすための安全装置が破損していることが確認された。東京電力では、破損した原因について、配管の弁を作業員が誤って閉めたため、内部の圧力が高まったものとみている。16日午前11時半現在、交換作業が行われていて、交換が終わり次第、漏れ出た低濃...