From: FNN News on Tue, Jun 14 2011 5:56 PM

政府は、東京電力福島第1原発事故の賠償を円滑に進めるために、新しい機構の設立を柱とした賠償支援の法案を閣議決定した。14日に閣議決定された「原子力損害賠償支援機構法案」では、政府が新しい機構を設置し、原発を抱える電力会社など11社が負担金を拠出するほか、政府も、交付国債の形で公的資金を投入することなどが盛り込まれている。機構には、原子力や経済の専門家からなる「運営委員会」を設置し、東京電力への資金援助など重要事項を議決することになる。各電力会社の負担金額は、稼働率などに関係なく、抱える原子炉の数によって計算される方向で検討されているが、具体的には、運営委員会がこれから決定す...

From: FNN News on Tue, Jun 14 2011 4:55 AM

東京電力は、福島第1原発で作業員が、放射性物質の取り込みを防ぐフィルターを装着せずに、作業にあたっていたと発表した。東京電力によると、2号機の取水口付近で、汚染水の拡散を防ぐためにコンクリート製の扉を設置していた60代の協力会社の作業員が、顔を覆う全面マスクにフィルターをつけ忘れて、外気を直接吸う状態で作業をしていた。作業時間はおよそ2時間で、外部被ばくは0.51ミリシーベルト(mSv)/hで、現在、内部被ばくの測定をしているという。

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 4:15 PM

福島第1原発の高濃度の汚染水の処理問題で、東京電力は、浄化システムの本格的な稼働が、数日程度ずれ込むとの見通しを明らかにした。汚染水の浄化システムでは、アメリカ・キュリオン社製のセシウム吸着塔で、水がうまく流れない不具合が発生していたが、配管の弁を点検して再試験したところ、解消したという。この装置では、水漏れの修理も行われており、一連のトラブルで、当初15日に予定していた浄化システムの本格稼働が、数日程度ずれ込む可能性があるという。また、2号機と3号機の汚染水の移送先である集中廃棄物処理施設は、あと4〜5日で水位が目標値に達する見通しで、東京電力は、水位の状況を確認するため...

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 4:15 PM

福島第1原発の高濃度の汚染水の処理問題で、東京電力は13日、あらためて浄化システムの確認作業を行い、14日から試運転を始める方針。このシステムは、まず汚染水から油を取り除き、その後、「ゼオライト」という鉱物や特殊な薬剤を使って放射性物質を除去したうえで、塩分を取り除くもので、処理された水は、原子炉への注水に再利用される。このうち、セシウムの吸着設備で12日、水がうまく流れないトラブルが発生したが、配管の弁を点検して再試験したところ、解消したという。これを受けて、東京電力は、13日にあらためて確認作業を行い、14日から試運転を始める方針。

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 4:14 PM

福島第1原発の事故発生から3カ月余りがたったが、大量の汚染水などが作業の妨げとなり、収束のめどは立っていない。増え続ける汚染水や高い放射線量といった難問が山積する中、作業員の安全を確保しながら、いかに確実な対応策を打ち出せるかが、今後の焦点となる。消防ポンプや自衛隊のヘリを投入していた事故当初を考えると、現在、原子炉の状況は比較的安定し、3カ月で1歩ずつ作業は前進している。しかし、実態が明らかになるにつれ、困難な問題も浮き彫りになっている。原子炉に注水しても、炉心溶融で損傷したとみられる圧力容器から高濃度の汚染水が漏れ出していて、処理問題が当面の最大の課題となる。東京電力は...

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 4:14 PM

13日の東京株式市場は、10日より66円23銭安い、9,448円21銭で取引を終えた。13日の取引について、水戸証券投資情報部長・吉井 豊氏の解説です。週明け13日の東京株式市場、平均株価は5日ぶりに反落し、終値は10日より66円23銭安い、9,448円21銭だった。東証1部の売買代金は9,001億円、2011年3回目の1兆円割れとなった。先週末のニューヨーク市場の大幅安を受けて、平均株価は109円安でスタートした。為替市場は対ドルでやや円安に推移したこともあり、73円安で前場を終了した。後場は、小幅の値動きとなり、平均株価の値幅は20円にとどまった。今週は、5月の中国の経...

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 3:26 AM

福島第1原発の高濃度の汚染水を処理する浄化システムで、新たなトラブルが発生した。東京電力は12日、試運転を始める予定だったが、4系統のうち1系統で、水が流れなかったと発表した。東京電力は午前11時すぎ、会見で「ポンプは回っておりますけれども、何らかの流路の閉塞(へいそく)があるんではないかというふうに見ています」と発表した。東京電力によると、汚染水の浄化システムのうち、放射性物質を除去するキュリオン社製のセシウム吸着塔でポンプを動かしたところ、4系統のうち1系統で、ほとんど水が流れなかった。配管が詰まっているなどの可能性があり、当初15日に予定していたシステムの本格稼働は、...

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 3:26 AM

福島第1原発の事故をきっかけに、国内外で原発の是非が議論される中、イタリアでは、原発再開の是非を問う国民投票が、12日から始まりました。そのイタリアで、原発に揺れる町を取材しました。ローマから北へ1時間、人口およそ9,000人のモンタルト・ディ・カストロ市には、穏やかな風景が広がっている。唯一の例外が、市内から数km離れた場所に残る、イタリアで最後に建設された原子力発電所の名残。チェルノブイリ事故をきっかけに、国民投票で原子力発電が禁止され、解体。それ以来、およそ20年間、空洞の建屋だけが残っていた。しかし、電力価格を下げるため、2008年に原子力発電の再開が決まり、モンタ...

From: FNN News on Mon, Jun 13 2011 3:26 AM

次世代のエネルギー源として、期待が高まる自然エネルギー。しかし、風がないと動かない風力発電機、日が差さないと発電量が落ちる太陽光パネルなど、自然エネルギーを使った発電は、文字通り自然任せです。はたして本格的な実用化は可能なのか、21世紀政策研究所研究主幹・澤 昭裕氏の解説です。(自然エネルギーについては、ほぼ無限で環境にも良いが、コストが高くて不安定という課題も?)自然エネルギーというのは、やはりお天気で大きく発電量が変わってしまいます。これは太陽光発電の発電量の推移ですけれども、日の出から右肩上がりで発電量が増えて、お昼ごろピークを迎えます。ただ一方で、雨が降ると、1日、...

From: FNN News on Sun, Jun 12 2011 2:18 AM

福島第1原発では、高濃度の汚染水を処理する浄化システムの試験運転を始める予定だったが、東京電力は、新たに装置の一部で水が流れなかったことを明らかにした。東京電力は12日午前11時すぎ、会見で「ポンプは回っておりますけれども、何らかの流路の閉塞(へいそく)があるんではないかというふうに見ています」と発表した。東京電力によると、浄化システムのうち、放射性物質を除去するキュリオン社製のセシウム吸着塔の一部で、ポンプを動かしても、想定通りに水が流れないことがわかった。ポンプの不具合や配管が詰まっているなどの可能性があるが、相次ぐトラブルで、当初15日に予定していた本格稼働は、ずれ込...

From: FNN News on Sun, Jun 12 2011 2:18 AM

福島第1原発では、高濃度の汚染水を処理する浄化システムの試験運転を始める予定だったが、東京電力は、新たに装置の一部で水が流れなかったことを明らかにした。東京電力は12日午前11時すぎ、会見で「ポンプは回っておりますけれども、何らかの流路の閉塞(へいそく)があるんではないかというふうに見ています」と発表した。東京電力によると、浄化システムのうち、放射性物質を除去するキュリオン社製のセシウム吸着塔の一部で、ポンプを動かしても、想定通りに水が流れないことがわかった。ポンプの不具合や配管が詰まっているなどの可能性があるが、相次ぐトラブルで、当初15日に予定していた本格稼働は、ずれ込...

From: FNN News on Sun, Jun 12 2011 2:18 AM

東京電力は福島第1原発2号機で、原子炉建屋内の放射性物質の濃度を下げ、作業環境を改善するため、換気装置の運転を始めた。東京電力は、11日午後3時すぎの会見で、「(午後)12時42分から(局所排風機の)運転を開始してございます。この状態で運転をしながら、サンプリング等、ダスト関連の監視をしていくということになります」と発表した。東京電力は、2号機原子炉建屋内の放射性物質の濃度を下げるため、昼すぎから、「局所排風機」と呼ばれる換気装置の運転を開始した。3日間ほど運転させた後、放射性物質の濃度が十分に下がれば、建屋内にこもった湿気を外に逃がすため、二重扉を開け放し、建屋内で作業で...

From: FNN News on Sun, Jun 12 2011 2:18 AM

東京電力は福島第1原発2号機で、原子炉建屋内の放射性物質の濃度を下げ、作業環境を改善するため、換気装置の運転を始めた。東京電力は、11日午後3時すぎの会見で、「(午後)12時42分から(局所排風機の)運転を開始してございます。この状態で運転をしながら、サンプリング等、ダスト関連の監視をしていくということになります」と発表した。東京電力は、2号機原子炉建屋内の放射性物質の濃度を下げるため、昼すぎから、「局所排風機」と呼ばれる換気装置の運転を開始した。3日間ほど運転させた後、放射性物質の濃度が十分に下がれば、建屋内にこもった湿気を外に逃がすため、二重扉を開け放し、建屋内で作業で...

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 1:12 PM

福島第1原発で増え続ける高濃度の汚染水の処理問題で、東京電力は、水漏れが見つかった汚染水の浄化システムの修理を11日にも終える予定だが、試運転の開始のめどは立っていない状態。東京電力は午前11時すぎ、会見で「(汚染水浄化システムが)いつから試験に入るかについては、まだ未定でございます」と発表した。東京電力は、水漏れが見つかった放射性セシウムの除去装置の配管部分などの修理を、11日中に終える方針だが、低濃度の汚染水を浄化システムに実際に通す試運転の開始のめどは、まだ立っていないという。東京電力は、このシステムを15日にも本格的に稼働させる方針だが、遅れれば、汚染水の一部が、6...

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 12:41 AM

福島第1原発の作業員2人から多量の放射性ヨウ素が検出された問題で、東京電力は、2人の被ばく線量が、ともに上限の2倍以上で、600ミリシーベルトを超えたと発表した。この2人は、30代と40代の男性の東京電力社員で、内部被ばく線量と外部被ばくを合計した被ばく線量は、それぞれ678ミリシーベルトと643ミリシーベルトで、緊急時の被ばく限度である250ミリシーベルトの2倍以上となった。また、東京電力は、新たに50代の東京電力社員の男性1人が、上限の250ミリシーベルトを超えている可能性があることを明らかにした。また、厚生労働省は7日、福島第1原発への立ち入り調査や、作業状況について...

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 12:41 AM

福島第1原発で増え続ける高濃度の汚染水の処理問題で、東京電力は10日夕方から、汚染水浄化システムの試運転を行うことにしている。10日から試運転が始まる浄化システムは、まず汚染水から油を取り除き、その後、ゼオライトという鉱物や、特殊な薬剤を使って放射性物質を除去したうえで、塩分を取り除くもので、処理された水は、原子炉への注水に再利用される。東京電力は、試運転で問題がなければ、15日にも本格稼働させたいとしている。一方、海江田経済産業相は、原発事故で被害を受けた中小企業に対し、東京電力が10日から賠償金の仮払いを始めることを明らかにした。

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 12:41 AM

関西電力は、原子炉の運転再開が見込めず、夏に電力不足に陥るおそれがあるとして、7月から15%の節電を利用者に要請した。対象には、鉄道などのインフラ事業者も含まれ、市民生活への影響が懸念される。

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 12:41 AM

10日の東京株式市場は、9日より47円29銭高い、9,514円44銭で取引を終えた。10日の取引について、大和証券投資情報部・真壁尭彦氏の解説です。10日の東京株式市場で、平均株価は続伸となった。9日のアメリカ市場では、ニューヨーク・ダウが7営業日ぶりに反発。アメリカの4月貿易統計で輸出額が過去最高となったことから、景気回復への減速をめぐる懸念がいったん和らぐ格好となった。アメリカ市場の反発を受け、東京株式市場では平均株価が続伸して取引を開始した。自動車や電機を始め、幅広い銘柄に買いが集まり、一時は9,600円台を回復する場面も見られた。10日、大引け後に発表を控えていた、...

From: FNN News on Sat, Jun 11 2011 12:41 AM

長崎県の諫早湾干拓事業をめぐり、農林水産省は、堤防の開門調査をした場合の環境への影響を評価したアセスメントの素案を公表した。調査に必要な費用は、最大で1,000億円にのぼる。素案では、初めから全開にする方法、段階的に開門し最終的に全開にする方法、水位や流れの速さを制限して開門するという3つの方法それぞれについての影響と、対策が示されている。事前対策の工事費用は、全開にすると1,077億円にのぼり、制限開門の場合は、水位など制限の程度により、239億円から82億円が必要だと試算している。また、いずれの方法でも、海水が流れ込むことによる営農への影響や、諫早湾での漁に影響するなど...

From: FNN News on Fri, Jun 10 2011 11:45 AM

沖縄地方が過去、最も早い梅雨明けを迎えた。平年に比べ、2週間も早い夏の到来だが、ほかの地域では、梅雨空の下で家電商戦に異変が起きている。そして、梅雨どきの熱中症にも注意が必要となる。気象庁は9日、沖縄地方の梅雨明けを発表した。平年に比べ、14日早く、1951年の統計開始以来、最速となる。街の人は「まだ、6月なのに」と話した。一方、平年であれば、東北地方でもそろそろ梅雨入りの声が聞こえてくる。梅雨を前に、宮城県の南三陸町では、地元住民がハエなどの害虫対策のため、消毒作業を行った。海水に漬かったがれきの撤去に時間がかかっているため、がれきから悪臭やハエなどが発生し、衛生面の悪化...