８センチの世界一！　人間型ロボットのジャンプ記録

　下半身鍛え、世界一のジャンプ――。京都大学が支援するベンチャー企業「ロボ・ガレージ」は２７日、動作の素早いロボット「ロピッド（ＲＯＰＩＤ）」を発表した。身長３８センチ、重さ１．６キロ。軽快に走り、８センチのジャンプは人間型としては世界一という。　同社の高橋智隆社長は、ロボットのサッカー世界大会に出場した二本足ロボットを分析し、ひざの仕組みを改良したり、足の付け根に独立したセンサーを付けたりすることで下半身のしっかりしたロピッドを完成させた。　上半身もきっちり動く人間型のロボットとしては、ロピッドのように足の長さ（１６センチ）の半分もジャンプできるものはないという。大きく重くなるほどバランスを保ったり、着地の衝撃に耐えたりしにくい。高橋さんは「動作が速いほど躍動感が出て『生きてる感』が増す。表現力の高いロボットになる」と話している。（鍛治信太郎）

Channel: Asahi Video Length: 45s Date Found: Tue, Jul 27 2010 4:46 PM Category: Technology Date Produced: Fri, Sep 10 2027 12:00 AM View Count: 0